本屋大賞にノミネートされた『黄色い家』を読み終えました。
こんにちは。
最近紙とノートがあれば、人生とても充実するのではないかと感じているこみーです。
たまたま知り合いの勧めで『0秒思考』の動画を見たのですが、A4用紙とペンだけで悩みが解決できるとか。
ぼくが普段書いている日記も抜き書き帳もノートとペンなので、便利なデジタルツールがこれだけ発達しても、紙とペンが最強なんだな〜って思いますね。
もちろんケースバイケースですが、温故知新の精神で人生生きていきたいです。
今日はやっと読み終わった川上未映子さんの本屋大賞ノミネート作品『黄色い家』を読み終えたよという話をします。
『黄色い家』 あらすじ
買ったときはテンション上がってコメダに持っていっちゃいましたね。重いのに。
2020年春、惣菜店に勤める花は、ニュース記事に黄美子の名前を見つける。60歳になった彼女は、若い女性の監禁・傷害の罪に問われていた。長らく忘却していた20年前の記憶――黄美子と、少女たち2人と疑似家族のように暮らした日々。まっとうに稼ぐすべを持たない花たちは、必死に働くがその金は無情にも奪われ、よりリスキーな〝シノギ〞に手を出すことになる。歪んだ共同生活は、ある女性の死をきっかけに瓦解へ向かい......。
かなり雑にまとめると、ちゃんとしていない10代後半の女性3人と40代の女性の共同生活の物語。
このちゃんとしていないところがリアルで、しかもトラブルややり取りも、ほんとにあったかのような雰囲気が伝わってきて、読んでいてしんどい気持ちになります。
ラスト100ページは本当にページを読むのをやめられず、これは一気に読むしかないと、何気なく読み始めたのに1時間近く没頭してしまいました。
ブログにどうやって書くのか悩む作品
読んだ本をブログに書いていて、作中でよかったなと思ったシーンを抜き出すのですが、この作品は抜き出すのがとっても難しい。
一文がかなり長い。一文が長いのにうえに、ひとつの事象を伝える文が複数ある。そのため、このシーンが良かったというのを伝えるのに、かなり長い文章を書き出さなければならない。
この長い文というのが川上さんの独特な世界観を醸し出しているとぼくは思っているので、どうにかして伝えたいなって思っています。
最近の本屋大賞の作品
最近の本屋大賞の作品の特徴として、悲しい話、切ない話、温かい話が人気なイメージがあります。
この前、友達と本屋さんに行ったとき、たまたま青山美智子さんと凪良ゆうさん、町田そのこさんの話になりました。
この作家さんが本屋大賞のイメージがあって、共有することが悲しい話、切ない話、温かい話でした。
実際、これらの作家さんの作品は共感しやす読みやすくて、ぼくもいくつも読んでいます。
なので、『黄色い家』を読み始めたときに、久しぶりにこういう感じの作品が大賞獲るのかなと思ったんですよね。
実際、大賞は獲れなかったですが、『黄色い家』は最近の本屋大賞の雰囲気をガラッと変えてくれるのではないかと、期待を感じさせるようなインパクトのある作品でした。
まとめ
本屋大賞にノミネートされるような作品はボリュームがけっこうあるので、読み終えるまでに時間がかかってしまいますね。
ハードカバーや単行本のため持ち運びも大変。
ぼくも家でしか読んでなくて、電車の中では他の本を読んでいます。
ベストセラーや昔からいい本と言われる作品ももちろん読みたいですが、本屋大賞にノミネートされるような、最近の流行りの本も追いかけていきたいですね。
また、ブログで詳しく書こうと思うので、ブログが公開されるまでもう少々お待ちください!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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来週の土曜日21:00に会いましょう!
ではまた!
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